湯たんぽを抱いて眠れ
大分気温も下がってきて、コンビニの肉まんやおでんやあたたかい缶コーヒーなんかが恋しくなる季節になってきましたね。
そろそろ本格的にこたつやストーブなんかの暖房器具を用意する時期になってきて、僕も冬の恒例となった愛しのアレを出す日が近づいて来ました。
「湯たんぽ」ちゃんです。
金属製やポリ製の容器にお湯を入れて、夜寝る前に布団の中に入れておいて暖をとる、昔ながらの素朴な暖房器具ですね。
誰しも一度はどこかで使ったことがあるんじゃないでしょうか。
こたつやストーブ、エアコンの暖房などといった熱を発する電化製品というのは何かと電気代を食ってしまうものだし、その費用をなんとか浮かせたいなぁと思いホームセンターで買ってきたのがこの湯たんぽでした。
僕はこの湯たんぽを卵を温める親鳥かなんかの様に後生大事に抱え、その上から毛布や布団なんかを羽織って他の暖房器具は一切使わず、冬の寒さと頑なに対峙する構えをとりましたが、これが結構暖かいのです。
(´・ω・`)というか、暖かいを通り越して暑い。
所詮は容器にお湯を入れただけの単純な物なので、実際そこまで期待はしていなかったのですが、夜眠る時も布団に入れておくと結構朝まで暖かさが持続するし真冬だというのに夜中に暑さで目を覚ますこともありました。
ずーっと持っていると、低温火傷してしまうくらいの熱を帯びているので、バスタオルを巻きつけるなり水を入れて温度を調節したりなんかする必要があるし、あとちょっと邪魔なのがネックなのですが、使い慣れてくると、本当にこれ一つで冬の寒さを凌げるくらいの優秀なポテンシャルを秘めた暖房器具なのです。
実際僕はこの湯たんぽちゃんを抱きしめてほとんど暖房器具を使わずに冬を過ごし、暖房代を大幅に軽減させる事に成功しました。
まぁ、大の男が丸くなって湯たんぽを抱きしめ布団を羽織っている姿は強い哀愁を感じさせる光景ではありますが、湯たんぽは暖房代を節約したいという方や、シンプルライフを志す方なんかの強い味方になってくれる物かもしれませんね。
湯たんぽってどのくらい昔からあるのかちょっと気になって調べたんですが、元々日本発祥の物ではなく、中国から伝わったきた物らしいですね。
「湯婆」と書き「たんぽ」と読むのだそうですが、日本では湯が一つ足されて「湯湯婆」「ゆたんぽ」と呼ぶようになったそうです。
ちなみに「婆」は中国語で「妻」の意味であり、「湯婆」は妻の代わりに抱いてあったまるとかそんな意味なんだそうです。
日本に伝来したのは室町時代、14世紀頃との事です。
そんな遥かな昔から、PSVRで女の子を色んな角度から立体的にガン見できる様になった現代に至るまで、その形をほとんど変えることなく今でも様々な人に親しまれているのだから凄い物です。
本当に良い物ほどシンプルで、変わることなくいつまでも残り続けていくものなのかもしれませんね。
サンキュー湯たんぽ フォーエバー
(´・ω・`)そういえば湯たんぽで一つ思いついたのですが、美少女キャラがプリントされた湯たんぽ専用の抱き枕カバーみたいなのを作って
美少女の温もり
とか言って売り出したら売れんじゃないですかね!
( ´_ゝ`)・・売れねぇか。
おまけ
「おでんの季節」
(´・ω・`)あるあるだと思っていたんだけど、友達に話したら「ねぇよ」って言われた・・
(´・3・`) ちゅんちゅん